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百合とビアンの違いは個人的には(ここ重要)明確で、つくりものか現実かということであると思うのだけど、小説や漫画などはそれ自体がつくりものなので分類が非常に曖昧である。
どれだけ現実に即した感情で描かれているかという見方はできるけど、それだとどちらとも言えどちらとも言えぬものが多くなりすぎる。
さっき更新したようなつくりものの小説は…うーん。
BLの場合書き手が女性であることが多いので、ゲイ小説とは一応の(ここ重要)分割線が引けるのかなと思う。あくまで比較的、という意味で。
最終的に自分のなかでは「読み手がどう思ったか」任せです。

なんか失礼なことを書いてたらすみません。
念押ししておくと私一人のみにとっての話です。
百合とレズの違いは?!みたいな議論は(大半がビアンの間よりも百合好きの間で)堂々巡りのままいつまでも続いてるけど、不毛だなあと思うばかりです。←これが一番失礼…そして墓穴。

カテゴライズはなんでも、面白ければいいのさ! 精進します。

夕方六本木に用があるので、付近の中高生の下校姿が見られるかしらと期待しながら向かい中。

11:29 こんなことを書いていたらカップルに見えなくもないJKふたりが目の前に@地下鉄。テスト期間で下校早いのか、眼福眼福。



 大いに迷った。疚しいところがないなら正直に伝えればいいじゃないかという考えと、疚しいところがないならわざわざ伝えなくてもいいじゃないかという真逆の考え。長い付き合いだけど時間は日々更新されていくわけで、前例がないことには予想を立てても心許ない。
 が、結局あたしが選んだのは前者だった。まだリスクが低い気がした。気がしたのだ。
 「男子と? 二人っきりで?」
 気がしただけだったようだ。自分が彼女を傷つけている錯覚に陥りそうなほどの悲痛さでもって、早苗は抗議の声を上げる。
 「ぜっったいだめ」
 まさかここまでの猛反対に遭うとは思っていなかった。なんでよと理由を問えば「なんでもなにもない!」と問答無用が帰ってくる。
 「別に疚しい意味じゃないんだってば」
 「二人っきりで遊ぶのに疚しくないわけない」
 「共学じゃ普通のことだって」
 「学校帰りとかならまだわかるわよ。でも日曜にわざわざ出向いて二人っきりでデート?」
 「だーかーら」堂々巡りになりそうである。「デートなんかじゃないってば。純然たる友人なの」
 ジェラシーが気持ちいいのはある程度の可愛らしさに留まっている場合で、度を越すと窮屈な束縛になった。彼女は目を潤ませあたしを睨み付けてくる。なにか、留め具の外れてしまう音がした。
 「じゃあなに? あたしは今後一切異性と二人で出掛けられないわけ?」
 やば、と後悔した瞬間には時すでに遅し、あたしの冷たい声色に怯んだように早苗は息を呑む。
 「そういうわけじゃ……。ならせめて、彼女がいるって相手にあらかじめ伝えておいてよ」
 「悪いけど、付き合ってる相手がいることはあんまり大っぴらにしたくないんだ。探り入れられたら面倒だから」
 率直に言い過ぎたのかもしれない。だけどこれ以外に伝え方を知らなかった。居慣れた恋人の部屋にはしばらく重たい沈黙が流れ、秒針の音に飽き飽きしてきたころ破られる。
 「私との関係は、大っぴらにできない面倒なものなんだ」
 疑問符ではなく断定で終わっているところに恐怖が息づいた。言葉は熱となって喉元まで上昇し、滞りをほどけないままに迸る。
 「逆ギレすんなよ」
 わかる、わかっている、あれが彼女の本心ではないこと。だけど狂い始めた歯車を修正する術をあたしも早苗も持っていないのだ。
 「自分はどうなの? 学校であたしのこと公にしてるわけ? してないんでしょ、どうせ」
 どうせ、なんて付け加える必要なかったのに。
 「……もういいよ」
 水滴が頬を伝う様子なんて見たくなかったのに。
 「好きにすればいい」
 「言われなくても、早苗に行動を制限されなきゃいけない理由はないから」
 こんな刺々しい声で、文脈で、好きなひとの名前を呼びたくなかったのに。

 数日後あたしはまた迷った。言わなければバレないことだ。疚しいところがあったなら隠してしまおうという考えと、疚しいところがあったからこそ正直に打ち明けるべきだという考えと。
 「友人」は度々恋愛についてのトピックを会話に上せてきた。高校生として一般論の範疇だと気軽に応じていたら、そうじゃなかったと気付いたときにはなんだか手を握られていた。急速に心の芯が冷え、興醒めという言葉を思い浮かべた。異性愛から距離を置き、自分はその枠組みに入っていない気分に勝手になっていたから、いきなりその不慣れな常識のなかに引きずり込まれたようで吐き気がした。男女間の友情は成立しないと世間が騒ぐ理由を初めて実感したのである。
 早苗はさすがに賢い。自身は別の世界を選び取り生きながらも、求められる枠にはきちんと収まったフリをして、その中の秩序も心得ていた。楽して器用に渡り歩く方法を知っていた。

 凌は素直すぎるのよ、と泣きながら笑われた。
 「だから言ったでしょ」
 「うん、なんか、世界の有り様を思い知らされた感じ」
 「今更って、遅いよそれ」
 「今後は気を付けます。……あの、ごめんね」
 「ん?」
 「ひどいこと沢山言っちゃって」
 早苗は「ああ」とはにかんで小さく息を吸い、そのまま空気を咀嚼するみたいに、「本音じゃないことぐらいわかってたよ」。

***

↓の続編ぽくしようとしたらちょっとずれた。けんか編。
自分には関係ないと思っていても、自分以外は関係あると見なしてくる。いいかげん「彼氏いる?」という質問は全滅したまえ。

10:19



 二人で教室に入ると中から男子が一人走り出てくるところで、持っていたクラス三十八人分の数学のノートが床に落ちた。荻原という名の彼は素早く私たちに詫び、散らばったノートを回収する。
 「悪い。ぶつかった? 痛くない?」
 「ううん」と凌は女子中学生の顔で微笑んだ。「大丈夫」
 「これ配っとくよ」
 「えっ」
 遠慮する隙もなく、荻原はUターンして胸に抱えたノートの山を手際よく崩していく。優しいねえ、と呟く彼女の声で私は少し不機嫌になる。

 凌と一緒にいると男子が優しい。彼女は美人だから。ついでに凌と一緒にいると女子が優しい。彼女は面倒見がいいから。誰に対しても親切なのだ。いや、誰に対しても親切であることは恋人に対して不親切であることとしばしば同義だから、厳密にはこの言葉は成り立たないかもしれない。

 「川井さん」
 塾を出て自動販売機であったか~いお茶を買おうかどうか迷っていると、背後から声をかけられた。中学生的ヒエラルキーにおいては高くも低くもない位置に属している私だけど、成績のいい女子というのは男子からおおむねおそれられる。したがってさん付け。
 「なにか用?」
 振り返ると荻原が白い息を吐いて立っていた。そういえば彼もここの塾生だったっけ。
 「ちょっと聞きたいんだけど」
 うん、と相槌を打ちながら、嫌な予感と一足早い苛立ちが広がっていくのを感じる。大体こういうときの展開は決まっているのだ。
 「本田……さんって彼氏いるのかな」
 ほら来た。心の中で呟き目線を彼のそれと合わす。やっぱり恋人に対しては不親切。
 「彼氏はいないみたいよ」
 いつも「彼氏は」の「は」に含みと排斥をおいて告げるのだけど、その意図に気づいた人はひとりもいなかった。荻原は露骨に目を輝かせ、勢い付いて続ける。
 「期末終わったら……クリスマス前に告白とかしたら迷惑だと思う?」
 質問のていを装ってはいるものの、求めているのが回答でなく後押しであることは明白だ。二十二時の暗闇のなか、自販機の逆光でこちらの表情は見えないだろう。見えたとしてもさほど問題はない。私は苦々しく眉を寄せ、彼のささやかなときめきを塵芥へと仕立て上げる。
 「彼氏はいないけど」
 嘘はついてない。
 「好きなひとはいるよ」
 そしてそれはあなたじゃない、と。

 人の善意を決して疑わない。なんといっても彼女自身が純粋な善人だから。裏があるとか下心込みの優しさであるとか、そういう真実を学ぶ機会は私が奪い続けているから。
 「……どうせ私は性格悪いわよ」
 「え、なに、なんでいきなり拗ねてんの」
 「高校行って、私のいないところでモテても靡かないでね?」
 「はぁ?」と心外そうに目を丸くする。「モテないって。あたしが男受けするわけねーじゃん」
 あんなことが過去に幾度あっただろう。恋愛相談の相手にターゲットの友人を選ぶのは賢明だ。本当に、友人であれば。
 「分かってないなあ……」
 凌は私の恋人なんだから横取りしないで、と、幼い意地を張りたいと幾度もどかしく思っただろう。

***

凌は美人、という設定があった。

友人としてでも恋愛対象としてでも、好きになった人は(少なくとも表面上は)まわりのみんなから好かれていて、愛想よく(少なくとも表面上は)誰とでもうまくやっているタイプが多く、対称的にあまり愛想を振り撒けない狭く深くタイプの私はこう、色々ともどかしく葛藤してたことを思い出しました。
で、そういう人から一番の仲良しと認識されるとこの上なく嬉しかった。
結局「自分にないものを求める」といえば単純なことなんだろうか、お互い。
大学行ってどんな人と仲良くなれるか楽しみです。

スタバでドライシナモンアップル(持参)なう。甘旨。

9:05



寝過ぎて暇になってきたので…。
タイトル引用元一覧。敬称略です。


【無印短編集】
『拉致せよ三月』…俵万智の短歌《チューリップの花咲くような眩しさであなた私を拉致せよ三月》
『ありふれてゆく日々を抱いて』…Every Little Thing「一日の始まりに...」
『輝きは足早に』…GARNET CROW「祭りのじかん」
『昼食カタストロフィー』…友人が書いた小説「週末カタストロフィー」
『in little time』…GARNET CROW「in little time」

【InDependent】
『Go Go ヘヴンの勇気』…銀色夏生「Go Go ヘヴンの勇気」
『いらないフリ』…GARNET CROW「ON THE WAY」
『My Fair Lady, Falling Down』…有名なロンドン橋の民謡のアレ
『有意義な暇つぶし』…GARNET CROW「スカイ・ブルー」
『救いはそこにありますか』…堀江由衣「ヒカリ」

【あなたは騙せない】
『秩序の立は混沌の上』…政経の授業
『Alone with You』…GARNET CROW「Hello Sadness」

【優柔不断はなおらない】
全部引用…というかことわざそのまま。『恋と戦争じゃすべてが正義』と『恋は鍵屋を笑う』が特に好きです。どっちも英語特有のことわざですね。

【359゜】
『止められない止まらない』…かっぱえびせんのアレ。「とめられない」と読んでください。
『海あをければ』…高屋窓秋の俳句《ちるさくら海あをければ海へちる》
『Dreaming of Love』…GARNET CROW「dreaming of love」
『わすれないでいよう』…Every Little Thing「一日の始まりに...」
『かたちあるものならば』…小松未歩「でも忘れない」
『遠く咲き誇る』…GARNET CROW「巡り来る春に」
『青空への熱情か』…唱歌「青鷺」

【二次創作】
『Control the Sun』…高岡亜衣「control the sun」
『The Long Absence』…銀色夏生「こんなに長い幸福の不在」
『Surround Myself』…GARNET CROW「Float World」
『会うべき人』…GARNET CROW「Please, forgive me」

【拍手お礼】
『記念日に彼女は』…AZUKI 七「80.0」
『突撃!あなたの晩ごはん』…ヨネスケさんのアレ。
『彼方まで光を』…GARNET CROW「彼方まで光を」

【詩】
59『I've been standing here』…カーペンターズ「MR.POSTMAN」
69『always be』…GARNET CROW「スパイラル」
83『山のあなた』…カール・ブッセ「山のあなた」
95『夢の彼女』…New Cinema蜥蜴「Lovely Generation」


…つまり、タイトル付けるのが苦手なのです。
引用元と内容は深くかかわってたり全くの無関係だったりバラバラです。
自分が考えたなかで気に入ってる(というよりタイトルとしてまあ成立してるかなと思える)のは『嘔吐するキリン』『意思なき革命』『絶対零度の太陽』『ちいさな白夜』『世界征服微炭酸戦線』『となりの数式』…くらいかな。
あとはかなり適当…。

「タイトル」で抜群に素晴らしいと思うのは東野圭吾『容疑者Xの献身』。内容を的確に反映しつつ程よく抽象的でかっこよく、キーパーソンが数学者であることも表現していて、なによりシンプル!!
センスも計算も兼ね備えていなければ付けられないタイトルだと思います。さすが…。

ほかに好きなタイトルは、曲名だと
GARNET CROW『クリスタル・ゲージ』『HAPPY DAYS?』『Mr.Holiday』『夕立の庭』
小松未歩『静けさの後』『でも忘れない』
クランベリーズ『Just my Imagination』
…あたりがパッと思い付きました。

あと袴田めら先生の漫画のタイトルが好きです。

深夜はとりとめのないことに筆が進みますね。
最後に…昨日のデイリーポータルZ、藤原さんの記事だ!とワクワクしながら読んだら衝撃的な内容…。
看板作るの私も好きです。

3:25
医者行ったらただの風邪って言われた…よかったよかった。39度あったからアウト化と思ったんだけど、熱も下がってきたし明日の予定はキャンセルしなくて済みそうだ。

こういうのをついったーで書けばいいんでしょうかね。

20:53
まさかかかるとは…何年ぶりだろうか
頭いてえ…
あああ、あしたからの予定諸々どうしよう…

11:11
さすが脂質のカタマリ。
コメントお返事です!


☆sabakeruさま
 ブログ:猫派になんとなく納得……しんちゃんは週一の癒しです。
 写真、寝る前に音楽聴いてるため暗かったのです。あと手(笑) アポロはピンクだしちっちゃいし可愛らしい食べ物ですよね。
 拍手:同名さんまじですか!どれだろ~(笑)どれにせよ私の好きな名前です(^ω^)
 大好物宣言嬉しい限りでございます…。両方からコメント、ありがとうございました。それからアンケートも。後程集計とって発表しますね。


☆貴世さま
 そうですHoly Groundです。初期の名曲ですよね! そしてタイトル部分の歌詞を熱唱しているところに母が入ってきました……。
 GARNET TIMEスペシャル懐かしいなあ、通販コーナーの七さんがツボでした(笑) またいつか作って欲しいです(´ω`)
 そっか…GIZA系のファンだとつい関西の方が羨ましく思えたりしちゃうんですが、都内に出れるだけ感謝せねばなりませんね。

 チャット、私も今月一杯忙しいので3月なのはありがたいです(^^)
 日が近くなったらまた詳細連絡致しますね。こちらこそ楽しみにしています。

 お忙しいなかコメントありがとうございました。期末テスト、ご健闘を祈っております。

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拍手ページでちょっとしたアンケートを行っております、よかったらご投票くださいませ。

0:15 ケロッ!とマーチに癒され中。
◎拍手お礼文に4本
 去年のバレンタイン企画の使い回し。なので参加してくださった方には目新しくなくてすみません。自分自身1年振りに読みました。『マラソン』の中身をぜんっっぜん覚えてなくて驚いた。

◎ついったー設置
 呟き再開してみます。主に女子の制服について変態的見解を述べていきます。…。

22:43
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説明書き
読み物サイトouttrayの付属ブログです。
9割9分携帯から投稿中。
小説などはこちらに一度掲載してからまとめてサイトにアップしています。
作品投下以外の内容は他愛ない呟きがほとんどです。

管理人:谷屋あしの
関東の学生。家は埼玉。桜の時期に生まれました。
好きなジャンル:百合、ミステリ、ショートショートetc
好きな作家:豊島ミホ、西澤保彦、松浦理英子、東野圭吾etc
好きな漫画家:あずまきよひこ、林家志弦、志村貴子、宮下未紀etc

GARNET CROW(音楽グループ)とそのキーボード奏者兼作詞家のAZUKI 七さんが大好きです。大好きどころじゃないです。

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